冷やし焼き芋専門店 imosuke
神奈川県座間市 座間駅前
Zama

座間に、おみやげを

冷やし焼き芋の店が、座間で芋を育てようと思った理由

imosuke

Contents

  1. 座間には、誇れるものがあります
  2. うちの芋も、座間産ではありません
  3. 来年、座間で芋を育てます
  4. ひとりではできません
  5. 座間にお住まいの方へ

先日、県外の方にこう聞かれました。

「座間のおみやげって、何がありますか」

すぐに答えられませんでした。

座間には、誇れるものがあります

誤解のないように書いておきたいのですが、座間に何もないわけではありません。

夏のひまわり畑は、県内でも有数の規模です。相模の大凧まつりは江戸時代から続く行事で、あれだけの凧を揚げる地域はそう多くありません。市内には湧水もあり、水のきれいな土地です。

畑もあります。市内には今も農地が残っていて、季節ごとに野菜が穫れます。

それでも「おみやげは?」と聞かれると、言葉に詰まる。持って帰れるかたちになっているものが、少ないのだと思います。

もちろん、私が知らないだけかもしれません。市内の良いお店を全部知っているわけでもありません。ただ、自分が答えられなかったという事実は、しばらく引っかかっていました。

うちの芋も、座間産ではありません

当店は、座間市立野台の自宅前で冷やし焼き芋を売っています。

でも、焼いている芋は座間のものではありません。徳島県鳴門市の吉成農場さん、鹿児島の産地、神奈川県愛川町の菊子自然農園さん。全国の畑を訪ねて、その土地の芋を選んで仕入れています。

「土が違うと、芋が変わる」。これが当店の掲げている言葉です。産地を選ぶことに、嘘はないつもりです。

ただ、座間で売っているのに、座間の芋がない。

お客さまに「これは座間の芋ですか」と聞かれて、「いいえ、徳島です」と答えるたびに、少しずつ気になっていました。

来年、座間で芋を育てます

2027年、市内の畑でさつまいもを育てます。広さは5畝、500平方メートルほど。大きな面積ではありません。

品種は紅はるか。収穫は秋です。

そして、その芋で加工品をつくりたいと考えています。焼き芋はそのままでは日持ちしませんが、加工すれば遠くへ運べます。おみやげになります。

いま考えているのは、さつまいもとバターだけでつくるスプレッドです。パンに塗る。砂糖は入れません。焼き芋屋がつくるのだから、蒸した芋ではなく、焼いた芋でつくりたいと思っています。

名前も考えています。座間の土から生まれるものなので、「座間土」と書いて「ざまんど」。まだ決定ではありません。

ひとりではできません

正直に書きますが、この計画はまだ何も確定していません。畑も、これから借りる段階です。

私には本業があります。神奈川の酒蔵で、18年ほど日本酒を造っています。秋から冬は仕込みの時期で、店に立てない日もあります。

それでも、やってみたいと思っています。

農家さんに教わりながら、市内のお店に置いていただきながら、少しずつ。特産品というのは、ひとりでつくるものではなく、その土地の人が「うちのものだ」と思ってくれて初めて成立するのだと思います。

だから、まず知っていただくところから始めます。

imosuke 座間店の無人販売所の冷蔵ショーケース
Our unmanned stand in Tatenodai, Zama

座間にお住まいの方へ

当店は、立野台の住宅街にある小さな無人販売所です。土曜と日曜の11時から17時まで、冷蔵ショーケースを開けています。

散歩のついでに寄ってくださる方、お子さんと一緒に来てくださる方、近所だからと何度も来てくださる方。この店は、座間の方に支えられて続いています。

もし「座間でこんなことをやっている人がいる」と思っていただけたら、それだけでうれしいです。

いつか県外の方に「座間のおみやげは?」と聞かれたとき、胸を張って差し出せるものを、この街につくりたいと思っています。

冷やし焼き芋専門店 imosuke 座間店

Address
〒252-0023 神奈川県座間市立野台3-30-24
自宅前の無人販売所
Open
土曜・日曜 11:00〜17:00
商品がなくなり次第終了
Payment
現金・PayPay
Parking
1台

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